センター試験が変わる!新テスト「大学入学共通テスト」とは?

こんにちはkoupeiです。

今この記事をみてくださっている方はおそらくH29時点で中学三年生以下のお子さんをお持ちの保護者の方が中心ではないでしょうか。

センター試験がついに変わりますね。

新しい試験は「大学入学共通テスト(仮)」です。

H29時点で中学三年生のお子様は、このテストを初めて受ける世代になります。

今日はこの「大学入学共通テスト(仮)」がどんなものなのか簡単にまとめてみます。

大学入学共通テスト(仮)の概要

 

名称:大学入試共通テスト(仮)省略して「共通テスト」と言う。

目的:大学入学希望者を対象に、高等学校における基礎的な学習の達成の提訴を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的とする。このため各教科・科目の特質に応じ、知識・技能を十分に有しているかの評価も行いつつ、思考力、判断力、表現力を中心に評価を行う。

実施開始年度:2020年度(2021年度入学者選抜)

出題教科・科目

 

出題される教科・科目は表の通りです。

この中で赤字で大きくなっている科目がセンター試験との大きな違いになっています。

 

「国語」「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」に記述式問題の出題

 

以上の3教科については記述式の問題が出題されることが明らかになっています。

しかし基本的にはマーク式の選択問題制度であることは変わりません。

数問記述の問題が入ってくると考えてくれれば大丈夫です。

各教科でどのような記述問題が出題されるか以下にまとめます。

 

国語:設問において一定の条件を設定し、それを踏まえ結論や結論に至るプロセスなどを解答させる条件付き記述式問題

数学:図表やグラフ・文章などを用いて考えたことを数式などで表したり、問題解決の方略などを正しく書き表したりする力を問う記述式問題

 

英語は外部の資格検定試験が担うことに

 

これが「共通テスト」の一番大きな特徴かもしれません。

外部の資格認定試験を「共通テスト」の英語テスト結果として扱うと言うことです。

資格認定試験とはTOEFL、TOEIC、英検、TEAP、GTECなどのことです。

現在約10種類が候補となっています。

これらを活用して英語の力を測ろうということです。

 

具体的な方針は以下の通りです。

  1. 資格・検定試験のうち、試験内容・実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしているものをセンターが認定し(認定試験)その試験結果及びCEFRの段階別成績表示を要請のあった大学に提供する。
  2. このような方式で、学習指導要領との整合性、実施場所の確保、セキュリティや信頼性を担保するとともに、認定試験の実施団体に対し、共通テスト受験者の認定試験受験料の負担軽減方策や障害のある受験者のための環境整備策を講じることなどを促す。
  3. 国は活用の参考となるよう、CEFRの段階別成績表示による対照表を提示する。
  4. センターは、受験者の負担、高等学校教育への影響等を考慮し、高校3年の4月〜12月の間の2回までの試験結果を各大学に送付することとする。

 

※CEFRとは

CEFR (Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment) は, 語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く、分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして、20年以上にわたる研究を経て策定された。欧州域内外で使われている。

 

要は高校3年で受けた2回の外部試験の結果が英語の点数になるということです。

 

全体的な出題傾向

 

今回のテスト変更によって出題される問題の傾向は以下のようになります。

 

思考力・判断力・表現力を一層重視した問題

 

これはセンター試験が「共通テスト」に変わることの目的に大きく関わっている部分です。

つまり従来のような知識詰め込み型の学習から、自分で考え表現する力を重視する評価基準に変わるということです。

これからの時代、日本を引っ張っていく若者には「頭を使った」仕事が求められていきます。

その力を養ってほしいという文部科学省の思いでしょう。(本当に測れるのかどうか怪しいですが)

 

要するに私たちはどうすればいいの?

 

H29時点での中学3年生のお子様がいらっしゃる保護者の方はとにかく不安ですよね。

自分の子供がよくわからない入試改革で評価されるなんてたまったもんじゃないです。

この「共通テスト」をとりあえずどう捉えればいいのかそれをまとめました。

 

  1. 出題範囲はセンター試験と同じ。過去問を利用して対策をすることに変化はない。解答形式が少し変わると思っていれば良い。
  2. 記述式問題は特に気にしなくていい。生徒たちはむしろ記述の方が慣れている。マークミスがない分、ちゃんと実力を反映してくれる。むしろ大学入試センターの採点処理や個別大学での利用方法に課題があるだろう。
  3. 英語4技能試験での「Speaking」対策が大きな課題である。何を評価するのか、いかに生徒たちに練習させ到達度を把握させるのか。その成績の利用方法も分からない。
  4. とにかく他の受験生も同じ条件である。自分だけが不利なわけではない。

個人的な見解

 

少子高齢化とロボット革命が進む現代社会において

高学歴→高収入

の法則はもはや通用しないものになってきました。

これからは専門性のない仕事は全てロボットに奪われます。

労働者は皆、専門家かクリエイターになることを求められる時代が必ずきます。

そういった意味で、知識詰め込み型の学習は完全に時代錯誤であり、今後は一人一人の思考に評価が置かれることになるでしょう。

この「共通テスト」はこれからの世界で活躍できる日本人を育成するために考案されたものです。

人を育てるのは教育で、その目標である入試を改革することで、求める人材を育成する方針は間違っていないと思います。

しかし一方で

 

  • 思考力・判断力・表現力を問えるような問題を本当に提示できるのか
  • この問題はこれからの時代で活躍できる人間を判定してくれるものなのかどうか

 

この2点が大きな課題になると思います。

初めからうまくいくとは正直思っていませんが、入試を変えるという案には大いに賛成しています。

教育をおろそかにする国に未来はありません。

この試験が世界で活躍する日本人の育成に繋がってくれればと思います。

koupei
適当呟き。気軽にどぞ!

 

 

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