こんにちはkoupeiです。

トレーダーとして歩み始めた方が実際に取引をする際に「手法」が必要になります。
そしてトレードを行う上で一番迷うのが「手法」
追い求めれば泥沼にハマる「手法」
ここに自分なりの1つの回答となっている文言があります。
引用:デイトレード
では安定的に機能する手法の中で最も有名なものは何か。
それは「移動平均線を用いた手法」でしょう。
早速ですがまとめるとこのようなメリット・デメリットが存在します。
- 大きなトレンドで値幅を大きく取れる
- 売買判断が比較的簡単である
- 売買シグナルが遅れがち
- トレンド継続or終了の判断をしっかりできないとダマシが増える
移動平均線を用いた手法の概要
一般的に有名なのは移動平均線のゴールデンクロス・デットクロスを売買シグナルとして扱うものでしょう。
下図の黄色丸が売買ポイントです。

移動平均線の位置関係に注目した手法であり、初心者でもわかりやすいサインであると言えます。
例えば私はトレードの勉強を始めた際に師となる方から真っ先に教えられたのは「グランビルの法則」でした。

引用:FX学校
ここで詳細をお話しするとそれだけで複数記事かけちゃいそうなので割愛させていただきます。
詳しく学びたい方は以下に私が参考にした中で最も役に立った本を紹介しておきます。
移動平均線を用いた手法のメリット・デメリットの詳細
先ほど紹介したゴールデンクロス・デットクロス・グランビルの法則は移動平均線を用いた多種多様な手法の中の1つです。
ここでは「移動平均線をトレード手法のメインにおいた場合のメリット・デメリット」について詳しくお話ししていきます。
メリット
「売買シグナルが明確である」ことは先述の例のように1つのメリットです。
移動平均線・価格の位置関係はチャートを見れば一目でわかるので複雑な分析を必要としません。
言い換えれば「みんな見やすいからみんな意識する」ということです。だから効きます。
では「大きなトレンドで値幅を大きく取れる」とはどういうことでしょうか?
先ほど紹介した画像で説明させていただきます。
GBP/JPY(日足)
デットクロス(黄色丸)でショートエントリー
ゴールデンクロスで決済

なんとこれだけで「685pips」も取ることができました。
もし1ロット張っていたら68万円ほどの利益になります。
私が利用しているXMという取引所では1ロット張るのに必要な証拠金は以下です。


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必要証拠金はあくまで最低です。
1回のトレードで許容できる損失は投資額全体の1/10を目安に私はトレードしています。
このようにトレンドが明確に存在している時に値幅を大きく取ることができるのが移動平均線を用いた手法のメリットです。
デメリット
ではデメリットについて。
「売買シグナルが遅れがち」という事例を先ほどの画像に少し手を加えて説明させていただきます。

チャートのこの部分だけ見ると「ダブルトップ」のように見えます。
レジスタンスからショートエントリーしていた場合、移動平均線メインの手法より多くの値幅が理論上取れます。
またイグジットも「長すぎる下ヒゲ」を確認して行なっていたら取れている値幅はおよそ1.5倍ほどになります。
移動平均線は価格の後追いなのでどうしても売買シグナルは遅くなります。
相場の世界には「頭と尻尾はくれてやれ」という格言が存在しますが、まさにその考えができない人にはこの手法は機会損失だと思われるかもしれません。
続いて「トレンド継続or終了の判断をしっかりできないとダマシが増える」についてです。
以下の画像をご覧ください。

このように移動平均線が交差を繰り返す値動き、これを「もみ合い相場」と呼びます。
上記相場で移動平均線の手法を用いてしまったらどうなるか・・・。
以上のように移動平均線を用いた手法は「もみ合い相場」では役に立ちません。
実際のチャートでは右側は見えないので、「今がもみ合い相場なのか」は自分で判断することになります。
その見分け方などは後述の参考文献に詳しく記載されていますのでご興味を持たれた方は手にとっていただけると大いに参考になると思います。
まとめと参考文献について
移動平均線を用いた手法のメリットデメリットは以上になります。
トレード手法の中で王道とも言われる移動平均線ですが、このようなメリットデメリットがあるということを理解した上で実際のトレードに臨まないと戦いにならないことだけは伝えさせていただきます。
今回の記事は参考文献を元にアウトプットする形を取らせていただいたのですが、ある程度自分の知識経験と踏まえた上でのまとめになっています。
参考文献にはこのメリットデメリットを踏まえた上で以下のような内容が詰まっています。
参考文献に書かれていること(抜粋)
- 移動平均線から相場の今の状態を理解すること
- エッジ(優位性)のある場面でトレードすること
- 具体的なエントリー・イグジットポイントの解説
- 売買サインが遅れることを緩和する応用テクニック
- 資産管理の基礎知識

この本の終わりにはこんなことが書かれていました。
1000年分やるかぁ…
ポンド円で。 pic.twitter.com/OnEUWcNAU8— koupei@FXブロガー (@koupei1016) 2019年3月7日
プラクティス、頑張ります。
今回はここまで、ではまた!
