FXの専業トレーダーを本気で目指す20代に伝えたい現実

こんにちはkoupeiです。

私は当ブログの運営でありがたくも得られた収益と2018年のBTCFXの利益で1年弱専業トレーダーとして活動することができました。

簡単に略歴をお話しするとこんな感じです。

 

  • 現役でブロック大に進学
  • 当大学院を卒業
  • 1年間民間企業に就職
  • ブログ&BTCFXの利益で退職し専業トレーダーに

 

こんな感じで今まで安定という道を歩んでいたわけですが、それとは無縁の弱肉強食の世界に身を置いています。

この記事を読んでくれている人はこういった方なのではないでしょうか?

 

金持ちになりたい。会社勤めなんてまっぴらだ。経済的自由があれば人生を自由に生きることができる。そのためには短期投資しかない。

 

これはある意味で真です。

しかし今の仕事をいきなり辞めて専業トレーダーになると息巻いても、その情報って中々表に出てこないものです。

一体どうやったら専業トレーダーになれるのか、その実情はどういったものなのか。

皆さんにお伝えできたらと思います。

 

専業トレーダーになるには

 

専業トレーダーってそもそもどうやってなるの?

 

専業トレーダーと名乗る人たちには何か特別な資格があるのでしょうか?

例えば株式などの有価証券は有料でアドバイスを行うためには資格や登録が必要です。

しかしながらこれはあくまで他人に関わる資格。

専業トレーダーになるのは簡単。

 

仕事を辞めて24時間トレードに使う時間を確保すればいい

 

これだけでなれます。

しかしながら、これはあくまでなるだけなら簡単という話。

これで食っていけるかが「専業トレーダー」として名乗れるかどうかになってきます。

 

仮に専業トレーダーとして成功した場合

 

もし専業トレーダーとして成功したらどんな未来が待っているのか。

目指すだけの価値があるのか、ここで判断してください。

 

圧倒的経済的自由を手に入れる

 

日本人の平均生涯年収は約3億円と言われています。

これを稼ぎ出すのに大体40年くらい会社勤めをするのが一般的なサラリーマンです。

一方で、世界で大富豪と言われる富を有する人々は経営者か投資家です。

若いうちに圧倒的な資産を形成して経済的自由を手に入れるには起業して経営者になるか、投資家になるかと言っても差し支えないかと思います。

私が2017年に就職した企業での年収は350万ほどでした。

2018年で専業トレーダーとして活動していた時の年収(年次)は約1000万でした。

正直、運が良かっただけです。

勉強もしましたし、積極的にこの人すごいと思った方に連絡して話を聞いたりもしました。

ですが、運が良かっただけです。

以下のチャートを見てください。BTC/USDの日足チャートです。

 

 

私が主に勝ちまくれたのは2本の縦線で囲まれた2018/2~9の期間です。

仮想通貨バブルが弾けて下落トレンドに突入したこの相場で勉強したテクニカルがたまたまマッチしただけです。

しかし、もし1000万円を企業勤めで稼ごうと思ったら大手企業に一体何年勤めれば達成できるのか。

私程度の能力では企業勤めでこの数字は見れても50代、いや見れない可能性のが高いと言ってもいいでしょう。

そういった意味で、「リスクを負ってでも飛び込んだ価値」はあったとも言えます。

 

  • 海外の取引所
  • 日本語対応
  • レバレッジ最大100倍
  • 取り扱いアルト:Ethereum(ETH)、Ripple(XRP)、BitcoinCash(BCH)、Cardano(ADA)
  • 追証なし(借金リスク0)
  • ロスカット:証拠金0(ゼロカット)
  • 口座開設約1分

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ここで極端な話を1つ。

 

 

USD/JPYの日足チャートです。

もし仮にこの値幅をショートで10LOT(100万通貨)取れたら一体いくらになるのか。

答えは「約480万円」です。

ちなみに10LOT貼るのに必要な証拠金は13万円です。

約9日で13万円⇨480万円

これがFXという世界です。

 

注意
あくまで極端な例です。

13万円で10lot張るのは無謀極まりないことというのは念押しさせていただきます。

 

これを見たら私がいきなり1000万円稼げたのもそこまで非現実的ではないことをご理解いただけたでしょうか。

それが可能な世界ということです。

 

時間的自由を手に入れる

 

専業トレーダーの最大のメリットがこれです。

 

koupei
毎日アラームに叩き起こされて満員電車に揺られて夜遅くにボロボロで帰宅する。そんな生活とオサラバして、誰にケツを叩かれるわけでもない毎日を手に入れる。

 

企業に勤めている限り、ある程度の束縛はしょうがないことです。

ですが、専業トレーダーは全て自由。

気が向かなければトレードを休んだっていい。

風邪を引いたらいちいち残りの有給を気にしなくたっていい。

馬の合わない上司のご機嫌取りをしなくたっていい。

毎日どう過ごすか、それはあなたが決めていい。

これは「経済的自由+専業トレーダーという個」が成せる姿だと言えます。

顧客もいない、従業員もいない、あなた自身という個だから自由。

休んだって稼いだって負けたってあなたしか困らないし、あなたしか得しない。

 

専業トレーダーのリスク

 

ここからはリスクの話です。

聞きたくないことかもしれませんが、大事なことなので読んでいただけると嬉しいです。

 

明日口座残高が消し飛ぶかもしれない危険

 

 

例えば、先ほどのチャートの楕円で囲んだこのローソク足を見てください。

1日で約400pipsほど暴落しています。

この時にロングポジションを持っていて損切りを入れていなかったら・・・。

たった1つ、損切りを入れなかっただけで口座全て吹き飛ぶなんてことがあります。

これは正しい資金管理の知識があっても起こりうることです。

「クリックしたつもりだった」「銘柄が違った」「ロングとショートを間違えた」

人間にミスはつきものです。そのミスで消し飛ぶことがある。とんでもないリスクです。

 

労働賃金とは違う〜完全成果主義〜

 

一般的な労働といえば、働いた時間(時給や月給)で給与が与えられます。

トレーダーは当然それに当てはまりません。

極端な話、5分で月給を稼ぐこともあれば、丸一日かけて1銭も稼げない、むしろ損失を出すなんてこともあります。

人間はかけた労力に見合う成果がないと本当に簡単に折れてしまいます。

専業になって辛かったことはまさにこれが1つあります。

数ヶ月かけて待っていたチャンス、ここしかないと張ったが損切りに。その後狙い通りの値動きに推移・・・思い出したくもないような苦い体験です。

ここに折れずに1つのデータとして処理できる心の余裕、そして何より金銭的余裕が絶対に必要と言えます。

 

集団と噛み合わなくなっていく孤独感

 

鬱陶しい人間関係からの解放、これはトレーダーの利点です。

言い換えれば、トレーダーは孤独。

1人で黙々と自分の道を突き進むタイプにはもってこいの特徴ですが、人と違う道を歩むこと、それには切り捨てなければならないこともあるということです。

私たち20代の親達は大企業=勝ち組の世界観で生きてきた人々です。

子供に苦労をかけさせたくない親としては「専業トレーダーになる!」という夢は素直に応援できないものでしょう。

同様に同世代の友人達とも噛み合わなくなっていきます。

「〜の案件がうまくいってプロジェクトリーダーになった」

「出世コースに乗って栄転が決まった」

などのキャリアを積み上げていく話などに全く共感が持てません。

正直どうでもいいと自分は思っていますが、そういう現実があることを伝えたいと思って書かせてもらいました。

ただ、自分がすごく眩しく見えることが1つあります。

それは「社会に対して俺は〇〇を実現させる義務がある」といった社会向上に全力な考えです。

これらは意識高い系なんて茶化されることもありますが、目をキラキラ輝かせて社会のためになることを俺が実現させると本気で語る人って実はいます。

大抵の人は生きていくために我慢して仕事をしています。

しかしこういった「仕事=生きがい」であり、「感謝=モチベーション」の使命に生きているようなタイプの人の話にはトレーダーでは成せないものが見えます。

「トレードで1億稼いだ!嬉しい!」

これは個の中で完結します。社会に何か還元できるものではありません。(寄付などは別ですが)

要は自分の仕事が社会に何かを与えるものではなく、人に感謝されることではないということ。

手法や、考えをシェアすることでトレーダー界隈で感謝されることはあるかもしれません。

しかし、それはお金を生み出すからの感謝。トレーダーはお金が大好きでそれ以上でもそれ以下でもありません。

圧倒的個人主義の仕事、それがトレーダーです。

 

兼業トレーダーには参加できない東京時間

 

専業トレーダーとして圧倒的メリットを感じた点それは「東京時間」です。

 

東京時間:9~16時(特に午前中に日本・オーストラリア通貨が活発になる)
欧州時間:16~24時(欧州系の通貨が活発になる。個人的に苦手)
米国時間:22~6時(為替の中で最も参加者の多い時間。特に欧州と被る22~24時はゴールデンタイム)

 

東京時間は兼業だとまず参加できる時間帯ではないので、専業だからこそ見れる特権だと思います。

専業でやっていくならゴールデンタイムのような夜中が主な戦場になるでしょう。

国内の専業トレーダーで主に東京時間で成果を残している方といえば「及川氏」などが挙げられるでしょう。

 

 

通貨の相関逆相関に注目して、高ロットで短時間勝負を仕掛けて勝ち逃げするスタイルは専業ならではの戦い方だと思います。

特に東京時間を得意としており、「オージーテクニカル」という言葉が有名です。

トレードスタイルは私と違うので、真似しているわけではありませんが「専業トレーダーとしての在り方」を体現している人であるとリスペクトしているので紹介させていただきました。

「夜は飲みに行っちゃう」「起きたのが午後2時だったから今からトレードします」

など専業だからこそ自由に時間を使えて、自分が有利と感じる時だけ勝負すると行った生活スタイルを送っていらっしゃることなども動画から透けてきます。

専業トレーダーの1日が気になる方は一度チャンネルを覗いて見たらいかがでしょうか。

 

おまけ:専業トレーダーが表に出てくる時代になった

 

最後におまけです。

SNSなどのツールが発展し、今まで日陰の存在であったトレーダーが表に出てくる時代になりました。

少し前の時代、私たち20代が高校生の時に進路を考えていた時にトレーダーという選択肢があったことすら知らなかったのではないのでしょうか。

しかし、大企業への就職=勝ち組という図式が崩れ、今までの安定はもはやリスクとも言える時代に突入しました。

そこで注目されたのは「個人のブランド力」です。

企業はもはやあなたの人生を丸ごと面倒を見てくれる訳ではありません。

AIやロボットの導入で単純作業は取って代わられるとしつこく言われています。

「個人のブランド力=一人で稼げる力」

と言い換えてもいいかもしれません。

これがあれば、AIやロボットが台頭してくるこれからの時代においてもあなた個人の価値は唯一無二であり、代わりがあるものではなくなります。

そんな中で今まで日陰だった専業トレーダーは「個で稼ぐ力」を持った存在として表に出てくるようになりました。

twitterで少し検索すれば、今をときめくトレーダーたちがわんさか見つかります。(実力が伴っているかは保証しません。判断してください)

こういった「成功している(と見られている)トレーダー達」がブログ・サロン・youtubeなどを活用することでトレーダーを目指す敷居というものはグッと低くなったと感じます。

同時に甘い汁を吸おうとして「情報商材」「悪徳なサロン」なども増えています。

敷居が下がったと同時に「馬鹿が食い物にされる」といった弱肉強食の世界も透けてくるのが昨今のトレーダー界隈だと私は感じています。

無知であること、これが一番専業トレーダーを目指す上で危険なことです。

ひたすら勉強してください。資金管理・トレードマインド・手法の検証・経済指標などいくらでもあります。

楽な道を選ばないでください。ミラートレード・絶対に儲かる手法・裏技などキリがありません。

信じられるのは自分で考えてきた、勉強してきた、検証してきた裏付けです。

これを読んでくれた20代の未来ある世代が、専業になるか兼業になるかトレード自体を諦めるかは自由です。

ですが、何かのヒントになってくれれば幸いです。

今回はここまで、ではまた。

koupei
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