こんにちはkoupeiです。
先日ツイッターでアンケートを取らせてもらった結果「エントリーポイントを知りたい」という声が多く集まりました。
FX初心者の方にご質問です。
Q:どんな記事が読みたい?— koupei@FXブロガー (@koupei1016) 2018年8月30日


目次
ランキングの概要
<条件>
- チャートパターンのみでランキング化
- スタイルはデイ〜スイング(スキャは除外)
これから紹介するランキングはあくまでも筆者がこれまでにしてきたトレードの中、検証の中でリスクリワードが高いものになります。
ランキングが高いからとフルレバハイロットなどで一発勝負とかは推奨しません。
また、筆者はBTCFXでの成果が大きいのでBTCFXで効いたものが多くなります。
全てのマーケットで通ずるものかどうかは過去チャートの検証などでご自身で判断してください。
第1位 三尊(ヘッドアンドショルダー)

三尊(ヘッドアンドショルダー)
- トレンドの反転パターンで最も有名で信頼しうるチャートパターン
- 通常、上昇トレンドに置いて突き抜けられた天井はその後の調整局面でサポートとして機能するはず→上昇トレンドに異常
- ネックラインのブレイクは引け値ベースで明確に割り込むこと(ヒゲでの抜きはダマシになりやすい)
- 出来高が左肩>頭>右肩の順で小さくなっていくことにも注目!

実際のチャートで確認

チャート概要
- 取引所:BitMEX
- 時間足:1時間足
- 日付:2018/2/20付近
なるべく先ほどの図と同じ色を使うようにしました。
違いがあるとしたら出来高を表示したことです。
左肩>頭>右肩の順で買い出来高が弱まっているのがわかると思います。
このチャートでは綺麗にネック戻ししてくれて目標値で反転してくれたものになります。
もちろんここはショートで利益取れました。
三尊についての見解
第1位を三尊にしたのは理由があります。
理由
- ビットコインFXを私が始めた2018/2時点より下落トレンド
- 三尊は上昇トレンドの転換を示すリバーサルパターン→下落トレンドに乗れる
- 1時間足以上の三尊がトレーダーに異常に意識されていた
大きな理由はこの3つです。
2番目の理由が一番大きいと言っていいでしょう。
とにかく私のような資産・経験の少ないトレーダーは日足レベルでのトレンドに乗っかることが大切だと考えています。
そしてリスクリワードの高いポイントでロットを大きく張らないと少ない資産を増やすことはできません。
三尊はリスクリワード1:3を余裕で超えてくれて、私として張らない理由がないポイントでした。
よって第1位にさせていただきました。

第2位 ダブルトップ

ダブルトップ
- 三尊・トリプルトップに比べてはるかによく見られる反転パターン
- 識別が非常に簡単
- 三尊と考え方は一緒

実際のチャートで確認

チャート概要
- 取引所:BitMEX
- 時間足:日足
- 日付:2018/2/14~3/8
私がBTCFXの世界に入ってから一番でかいチャンスがこれでした。
日足レベルのダブルトップ。
その幅はなんと約$2500!円換算すると約30万円幅です。
しかし注意点として、「ネック戻しにダマシ」が起きてます。
このようにチャートパターンでのエントリーには「ダマシ」がつきものです。
特にそれが意識されている形ほど、ダマシで狩られた時に損切りが大量に発生して伸びます。
日足レベルでのチャートパターンでエントリーする際はダマシで切られないような幅で損切りを持ちたいのでロットは控えめにするのが無難でしょう。
ダブルトップの見解
第2位をダブルトップにした理由は以下の通りです。
理由
- 三尊よりはるかによく出てくるチャートパターン
- 15分足〜1時間足でのダブルトップでひたすらショートを打っていた時期があった
- リスクリワードは三尊とほぼ一緒(機械的にエントリーして機械的に損切りしてれば週単位で負けなかった)
チャートパターンの中でとにかくよく出てくるので、デイトレメインの自分にとって相性がよかったことが大きいです。
特にビットコインはじわ上げからの急降下という値動きをよく見せていたのでちょっとした反転パターンでショートがイナゴしてくれて伸びました。
損切りの際も欲張らずリスクリワード1:3の地点を守って機械的に切っていました。
このトレードを繰り返していた時は一番トレードを機械的にやれてたなあと記事を書きながら感じています。

第3位 各種トライアングルなどの継続パターン

※強気な継続パターン(シンメトリカルトライアングル)の例
各種トライアングルなどの継続パターン
- トライアングルは基本的に3種類存在する(シンメトリカル・アセンディング・デセンディング)
- ウェッジやペナントにも通じる考え方
- トライアングルの形によって戦い方を変えやすい(日足トレンドに逆らうならエントリーを見送ったりなど)

実際のチャートで確認

チャート概要
- 取引通貨:USD/JPY(ドル円)
- 時間足:4時間
- 日付:2016/9/21付近
戦い方がわかりやすいチャートがあったので紹介します。
今回はドル円で表示しました。
まず、シンメトリカルトライアングルは継続パターンなので、ここまで下落トレンドのドル円が下落すると考えます。
※トライアングルの各種戦い方について興味がある方は後述の本を参考にしてください。とても紹介しきれないので・・・。
トライアングルの上辺底辺は2つめの山と谷で作ることができます。
その3回目のレジスタンスでショートエントリーです。
もちろんブレイクで乗ってもいいのですが、4時間足で大陰線なのでその勢いは凄まじいものだと思います。
しかし、ここから当初の目標値に達する前に前回底値付近でもみ合ってしまいました。
ここでタブルボトムをつけにくる(正確にはトリプルボトム)動きが見えたので、そのネックライン(水色水平線)を超えられたら妥協利確をしようとトレイルを置いておきます。
結果的に目標値までは届きませんでしたが、利益は十分すぎるほど取れたはず。(約300pips)
このような妥協の利確はリスクリワードが崩れるので
ご自身のトレードスタイルにあったルールで行いましょう。
例えば自分はリスクリワード1:1.5は確保するようにしています。
各種トライアングルなどの継続パターンの見解
第3位を各種トライアングルなどの継続パターンにした理由は以下です。
理由
- 通貨によって非常に効くものが存在する
- トライアングル・ウェッジ・フラッグ・ペナントなど形によって戦い方を変えれる
- リスクリワードを取りやすい
- 1位2位と合わせてチャートを見えるようになるとチャンスがグッと広がる
3位は少し幅の広い答え方になってしまったかもしれません。
ですが、トライアングル・ウェッジ・フラッグ・ペナントなどを勉強し、実際にトレードしてみると
まとめた方が正確な情報をお伝えできると判断したのでこのような括りにさせて頂きました。
主に「継続パターン」と言ってトレンドが継続するときに一時的に見せるチャートパターンということになります。
形によって上に行く可能性が高い・下に行く可能性が高いと判断できるので、私は3回目のサポレジタッチを目安にエントリーをしています。
ビットコインでもよく使っているエントリーポイントですが、為替で一時期こればかり打っていたことがあったのでドル円で紹介しました。
しかし覚えなきゃいけないことが多いので、勉強欲が高い人は後述の参考文献を是非購入してみてください。
参考文献 「先物市場のテクニカル分析」
今までのランキングに載せたチャートパターンの特徴はこの本を参考に書かせて頂きました。
エントリーポイントなどは私の考えが入っているので、あくまでも参考程度に留めておいてください。
私はこの本を2018/2に購入し読破したのですが、2018/9現在元手120倍以上になりました。

参考までに以下のnoteに私がしてきたFXの勉強法をまとめたのでこちらも紹介させて頂きます。
トレードの世界が初心者に厳しく、ほとんどが退場して二度と帰ってこないのは
「トレードマインドとテクニカルという武器を磨き上げる前に資金が底をついてしまうから」
と言えるでしょう。
しかし、もしちゃんとした勉強方法を知っていたら未来は変わっていたかもしれません。
- 資金が底をつく前に戦えるだけの武器を磨き上げ、成果を残せていたかもしれない。
- テクニカル分析の効果を実感して刺激的なマーケットの世界で生き残り続けることができたかもしれない。
そこでこのnoteを書き上げました。
<コンセプト> 「私がもし今の知識経験を全て忘れてトレードを1から学び直すならこういった流れで学習を進めるだろう」
<対象者>
これからトレードを学んでいこうと思っている初心者
「やれることはやってきた、後は成果を残せるかどうかだ」
こういった姿勢でマーケットに向えるように書き上げました。
ご興味がありましたら、御一読いただけると嬉しいです。
筆者のトレード環境
私は2018/9現在主に3つの取引所を利用して日々FXをしています。
【筆者が利用しているFX口座】


為替をやりたいならXMかTitanをオススメします。
特に元手が少ないならXM、ある程度あってデイトレメインならTitanがよろしいかと思います。
詳しくは(始め方)をクリックして見てください。
終わりに
読者の方々が求めるものを書きたいと思い、このようなランキング形式で私がよく使うエントリーポイントを紹介させて頂きましたが、正直なところ不安が大きいです。

こういった命知らずなギャンブラーが、3回に1回勝てればトータルプラスになれるエントリーポイントの2回の負けを引いてしまって一発退場・・・なんて事態が起こりかねないからです。
今回チャートパターンに限定させてもらったのにも理由があります。
- 初心者にわかりやすいから
- インジの情報はあくまでも補助として考えているから
大体この2つなのですが、チャートパターンにはダマシという大きな敵がいます。
そのダマシでやられて、痛い思いをし、インジに頼りすぎるようになって、泥沼化する・・・。
なんて事態もよく起こります。(というか自分がそうでした・・・。)
なので今回の記事を書いているに当たって

という気づきが非常に多い記事になりました。
やはりアウトプットできる環境というのは最高ですね。初心に帰るいいきっかけになりました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
読者様の感想・ご意見・ご批判などもお気軽にしてくれたらとても嬉しく思います。
ではまた!
