こんにちはkoupeiです。
当ブログを見て「BitMEXはじめました!」とツイッターで報告してくれる人が増えてきました。
拙いブログですが、いつも読んでいただきありがとうございます。
そんな中でこんな報告がよくありました。

ん?これはもしかして・・・
と思い何人かにこう質問しました。



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- 海外の取引所
- 日本語対応
- レバレッジ最大100倍
- 取り扱いアルト:Ethereum(ETH)、Ripple(XRP)、BitcoinCash(BCH)、Cardano(ADA)
- 追証なし(借金リスク0)
- ロスカット:証拠金0(ゼロカット)
- 口座開設約1分
あわせて読みたい
BitMEXのレバレッジ設定・クロスマージンのリスク

BitMEXではレバレッジを1~100倍まで変えることができます。
ですが上記画像の一番左をみると「クロス」と書いてあると思います。
クロスマージンというのですが、これの意味をよく理解しているでしょうか?
クロスマージン・・・証拠金のすべてを賭けてフルレバレッジを行うこと



例
<クロスマージン>
証拠金・・・0.01BTC(約1万円)
数量・・・5000(約50万円)
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クロスマージンにすると証拠金と数量の中で最大レバレッジとなります。
上記画像を見てください。
BTC/$10000で数量5000でロングを持っていたとすると
BTC/$9662で清算(ゼロカット)となります。
簡単に言うと$9662で証拠金が全て0になります。
koupei クロスマージンは一回でも負けたら即退場です
レバレッジは分離マージンでかけよう


例
<分離マージン(20倍)>
証拠金・・・0.01BTC
数量・・・500
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枚数を1/10にして分離マージンで20倍レバレッジを掛けてみます。
具体的にはこういった状況です。
- レバレッジ20倍で数量500→0.01BTC(1万円)のうち0.0025BTC(2500円)を20倍
- 清算価格(ゼロカット)9569.5まで落ちると0.0025BTCを失う
- ゼロカットをもし食らっても0.075BTC(7500円)は手元に残る



<もし0.01BTC(1万円)で始めるなら>
※FX初心者の場合
数量・・・1300(13万円)
レバレッジ・・・25倍
証拠金・・・0.0052BTC(約5200円)
参入価格・・・10000・ロング
出口価格・・・9900
計-0.0013BTC(-1300円)
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これなら100pip落ちて損切りしても-1300円で済みます。
仮にゼロカットしてしまっても証拠金の半分を失うだけで済みます(痛いですが)
BTCFXでは数分で100pipほどの動きが頻繁に起こります。
100pipの損切りを行った際に証拠金の1/10程度で収まるレバレッジとポジションで行うべきだと私は思います。


元手が少なくて経験もないならとにかく生き残ることを徹底して行うべきです。
利益は確かに少ないですが失敗して損切りできなかったとしても1発退場にはなりません。

1回の失敗で退場確定のクロスは本当に危ないです。
まずは分離マージンで損切りに慣れて、利益も積んで証拠金が増えてから数量とレバレッジを変えていきましょう。
分離マージンのやり方
ここまでの内容を要約すると
「初心者は損切りに慣れるまで絶対にクロスは使うな!」
ということです。実際に自分がやったので痛いほどわかります。
とにかくオーダーに慣れて損切りも迷いなくできるまでは必ず分離マージンで行いましょう。
実際のオーダーはこのように行います。

- 数量・・・1300
- 指値・・・10000・ロング
- レバレッジ・・・下のスライダーで25.00Xを選択
これで先ほどの例のようにオーダーすることができます。
確認ですがもしゼロカットを食らっても失うのは5200円です。
1発退場にはなりません。
私はポジションを取る際に同時に損切りの注文も必ず入れるようにしています。
なのでよほど値段が爆発的に動かない限りゼロカットは絶対しないようになっています。
これには「ストップ成行」を使うのですが、こちらの記事でオーダーの方法をまとめてあるのでまずはこちらも見た上で取引に臨んでいただけるとよろしいかと思います。
あわせて読みたい
BitMEX初心者講座①注文・オーダー方法をわかりやすく説明

儲けは少ないですが、それは証拠金が少ないからです。
一発逆転に望みを託すのではなく、堅実に積み重ねていきましょう!

<補足>ストップロス注文を入れておけば実はクロスでも分離でも関係ない
ある程度オーダー知識のあるお方ならこう思うはず。


BitMEXでいう「ストップ成行」をすぐに入れてしまえば、クロスマージンでも分離マージンでも損失は同じになります。
ですがそれでも私は分離マージンでいいと思っています。
なぜなら人間はミスをするから。
「指値を置いたことを忘れ、ポジションを取ったことに気づかずに放置・・・」
誰しもが一回はやると思うあるあるのミスです。

・・・考えるだけでゾッとします。
朝起きたら資産0になんてことが大いにあり得る。
分離マージンなら資産の一部が0になるだけで被害は一定で食い止められます、たとえポジションを忘れていても。
そんな理由で私はずっと分離マージンです。
トレードの世界が初心者に厳しく、ほとんどが退場して二度と帰ってこないのは
「トレードマインドとテクニカルという武器を磨き上げる前に資金が底をついてしまうから」
と言えるでしょう。
しかし、もしちゃんとした勉強方法を知っていたら未来は変わっていたかもしれません。
- 資金が底をつく前に戦えるだけの武器を磨き上げ、成果を残せていたかもしれない。
- テクニカル分析の効果を実感して刺激的なマーケットの世界で生き残り続けることができたかもしれない。
そこでこのnoteを書き上げました。
<コンセプト> 「私がもし今の知識経験を全て忘れてトレードを1から学び直すならこういった流れで学習を進めるだろう」
<対象者>
これからトレードを学んでいこうと思っている初心者
「やれることはやってきた、後は成果を残せるかどうかだ」
こういった姿勢でマーケットに向えるように書き上げました。
ご興味がありましたら、御一読いただけると嬉しいです。
2018/5/15現在資産は+4411%に到達しました。
ここまで来れたのもリスク管理の徹底が大きな要因です。
詳しいことは上記noteにまとめたのでご興味があったら是非ご覧になってください。
理解し実践していただければあなたもマーケットで戦えるようになるはず。
ではまた!

いつも参考にさせていただいてます。
質問なのですが、損切りをストップ指値でなくストップ成行にしているのは何か理由があるのですか⁇
オーダー方法の記事にも無かったので気になってました。
個人的にはストップ成行だと手数料が高いのでストップ指値の方が良いのではないかと思うのですが…
>ねてるくん
コメントありがとうございます。
ストップ指値は確かにうまく切れれば手数料も安くなります。
しかし、損切りのラインは「ここ破られたらやばい!」というところにいつも置いてあるので指値だと価格変動の勢いで決済が追いつかない場合があります。
損切りを徹底して守るという意識のもと、確実性の高いストッップ成行を採用しています。
トリガ価格に幅を持たせて指値入ってからも余裕を持って切れれば問題ないと思いますよ!
最新のポートフォリオも気になりますので、お時間ある時記事にしていただけると嬉しいです!
私は仮想通貨初心者なのですが、XP XVG TRX あたりをそれぞれ買うか、もしくはどれか一つに絞って全ブッコミ(10万ほどしかないですが)で億り人を目指してます!
>TAKAさん
コメントありがとうございます!現物は大分絞ったのであまり参考にならないかと思います^^;
今からその3つで10万円で億り人は多分きついんじゃないですかね・・・。
相当話題になりすぎて手遅れ感があります。
自分だったらですけどその10万でBTC買ってFXやります。
そうですね。少なくとも20ドルは幅をもたせてトリガ幅設定してます。
ありがとうございます!
話題は変わるのですが、例えば50BTCの取引を行いたくて証拠金1BTCしかない場合、
クロスマージンにして取引:
自動的にレバ100倍=証拠金維持率200%(維持率100%=0.5BTCなので)になる
維持率50%=証拠金残高0.25BTCで強制ロスカなので、0.75BTC=50BTCの1.5%の下落で強制ロスカ
50倍の分離マージンで取引:
維持率は100%となる
維持率50%=証拠金残高0.5BTCで強制ロスかなので、0.5BTC=50BTCの1%の下落で強制ロスカ
このように、クロスマージンの方が許容可能な下落幅を大きくとれるメリットがあると考え、状況によって使っています。
koupeiさんのようにしっかりストップで制御できるプレーヤーにとってはメリットもあるのではないかと思い紹介させていただきます。ご存知かもしれませんが。
もちろん、初心者は絶対に分離マージンというのは同意です。
>ねてるくん
おっしゃる通りです。
クロスにもメリットはあることは私も承知して上で、
「証拠金維持率を気にするようなポジションを取ること」
自体がマーケットからの退場を早めるだけではないかと思っています。
特に初心者は(私も)損切りラインの徹底ができていなかったりしてロスカットされて初めて損切りみたいなことになると思うんです。
クロスの場合はそれが1発退場になってしまう。
ある程度経験を積んで、「これは絶対ダマシに吸われたくない硬いポジション!」と思う時にクロスでもいいかなあとは思いますが、本当に使い分けですよね。
最近BitmexでのXBT/USDの取引を勉強しております。
FX自体が初めてでして、いろいろなサイトを見ましたが、こちらのご解説がもっともわかりやすいです。どうもありがとうございます。
すみません、どうしてもわからないのでご質問失礼いたします。
① 発注画面で数量や指値を入力しレバレッジも設定した後、買い/ロングボタンと売り/ショートボタンの下に、それぞれ”コスト”(証拠金)の額が表示されますよね。 ですが、買い/ロングと売り/ショートでは、この額が同じときもあれば、全く異なる時、また片方がゼロになっている時があります。 買いでも売りでも同じ数量や指値、レバレッジならば、どちらの証拠金も同じはずだと思っているのですが、これはどうしてなのでしょうか?
② ポジションを持った後、見ていると、清算価格もレバレッジもころころ変動しています。(元々25倍で発注したはずなのに、気づいたら55倍くらいに変わっていた時もあって、慌ててしまいました。)これはなぜなのでしょうか、こういうものなのですか?
よろしくお願いいたします。
>TERさん
コメントありがとうございます。
そう言っていただけるとブログを書いている身としては非常に嬉しいです。
①恐らくですが、ロングを持っている状態での利確注文扱いのショートとかではないでしょうか?その違いに注目したことがなかったので憶測ですが。
②クロスレバレッジでない場合変動することはないのですが、25倍で設定したとおっしゃっているので確認はされているのでしょう。となると原因は正直わかりません。力になれなくて申し訳ありません。
レバレッジについて極端な話「強制ロスカが来る前に損切りを置けるなら何倍でも構わない」と思っています。初心者の場合そこがよくわからないままクロスに手を出して全額飛ばしてしまうので分離の方がいいと私は考えています。レバレッジが上がっている→使っている証拠金が減る→強制ロスカで失う金額が少なくなるので実際変動しても悪いことはなかったりします。
ですが意図しないレバレッジの変化は怖いですよね。もう一度クロスになっていないかどうか確認してもらえますか?
私の方でもポジション持った際に注意して見て見ますね。
koupei様
こんなにすぐにご返事いただけてびっくりしました、恐縮です。
よくわかりました! クロスではなく、分離マージンでのレバレッジ設定ならば、やはりレバレッジの数値も清算価格もふつう変動しないものなのですね。
はじめての本番の取引で、しかも思惑とは逆に行ってしまっていたので、途中でレバレッジを25倍から15倍に低くしたりしました。おっしゃるように、この時にもしかしたら焦ってクロスで取引してしまっていたのかもしれません。
デモの方のBitmexでもう少し慣れてから、また挑戦したいと思います!
お忙しいところ、どうもありがとうございました。
他の取引所は知らないのですがBitmexって約定した後でもレバレッジ変更できますよね。なら利確する直前だけ上げれば利益を増やせるし損切りする直前にレバレッジを下げれば損失を抑えられるのでしょうか?
ストップロス注文を入れておけばクロスでも分離でも関係ないとは厳密に言うと「クロスでも分離100倍でも同じ価格で損切りすれば損失額は変わらない」という意味でしょうか?それなら証拠金を全額使う分クロスの方が損失額は大きくなるのではないでしょうか?
ストップロス注文を入れておけばクロスでも分離でも関係ないとは厳密に言うと「クロスでも分離100倍でも同じ価格で損切りすれば損失額は変わらない」という意味でしょうか?それなら証拠金を全額使う分クロスの方が損失額は大きくなるのではないでしょうか?